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ぜひ子どもにも観せたい映画

■ちょんまげぷりん

侍が現在にタイムスリップ、コメディ&感動作!

シングルマザーのひろ子(ともさかりえ)は、一人息子の友也を抱え、仕事に育児に手一杯の生活。そんな中、突然江戸時代から180年の時を越えて侍の木島安兵衛(やすべい)がタイムスリップして2人の前に現れます。
安兵衛は思わぬ賜物(たまもの)を発揮します。そして、3人の中に家族のような絆(きずな)が生まれてきます・・・。
面白くて、感動して、「そうだ!そういうことは大切だ!」と、思わせることがあちこちに入っている作品。「関ジャニ」の錦戸亮が木島安兵衛を演じています。
親子で楽しめる絶対オススメ作品です。





■トイ・ストーリー3

大ヒットシリーズ最高傑作!感動作!

おもちゃ(トイ)の持ち主アンディは、第1作から10年がたち17歳となりました。おもちゃとはもう遊ばなくなり、自宅を離れ大学に進学することになります。そこで自宅のおもちゃを片付けることになります。具体的にはアンディーが大学に連れてゆくおもちゃ、屋根裏部屋に置くおもちゃ、ごみに捨てるおもちゃの3つに分けます。しかし、思わぬ展開に・・・。カウボーイ人形のウッディ、宇宙飛行士のバズ、ジェシーなどシリーズお馴染みのおもちゃが出てきて、友情と人間とのふれあいを感動的に描いています。

第3作から観る人にもわかるようになっていますが、第1作、第2作から観るともっと楽しめます。
はっきりとした良いメッセージがあります。ピクサー アニメーションスタジオ製作の長編アニメーションで、3Gとなっています。

2010年米国映画





■私がクマにキレた理由(ワケ)

スカーレット・ヨハンソン主演のラブコメディー

米国の東部の大学を卒業し、キャリア・ウーマンを目指していたアニー(スカーレット・ヨハンソン)は、ひょんなことから超セレブの家庭のナニー(子守り)をすることになります。雇い主のミセスXと夫、男の子のこの一家、セレブなのに幸せに見えないのはなぜ?子育てに必要なことはいったい何?子守りで悪戦苦闘する中で、アニーに見えてきたものは・・・?

実はこの映画、ジュリーアンドリュース主演のナニーを描いたディズニー映画、「メリーポピンズ」を思わせる場面があります。製作者が映画「メリーポピンズ」へのオマージュ(尊敬、賛辞)からそうしたシーンを入れたそうです。
原作は「ティファニーで子育てを」で、映画の原題は「ザ・ナニー・ダイアリーズ(子守りの日記)」

2007年米国映画





■くもりときどきミートボール

もしも空から食べ物が降ってきたら?

アメリカの大西洋にあるイワシが名物の島に住む青年発明家フリント・ロックウッドは、少年の時から発明に熱心に取り組んでいました。失敗続きの中でもお母さんはフリントの良き理解者で、励まし続けました。しかし、お父さんはそれが理解できず、特にお母さんが亡くなった後は、フリントとの間はギクシャクしていました。
そのフリントが次に発明したのは水を食べ物に変えるマリーンで、それを空に打ち上げました。・・・またも失敗と皆が思ったとき空からチーズバーガーが降って来たのです。発明は大成功です!好きな食べ物を降らすことができると知ったとき、人々はそれを利用しようと・・・。
空から食べ物を降らすなんて「奇想天外」だと思うかもしれませんが、実は神さまは出エジプトしたイスラエルの民に「マナ」(パン)を40年にわたって降らせ、荒野で養ったと聖書に書かれています。
さて、勇気や自己犠牲、家族や仲間、夢を諦めてはいけない!などいいメッセージがあります。アニメーションで子どもから大人まで楽しめますし、何かに立ち向かってゆく勇気が与えられます。

2009年米国映画





■しあわせの隠れ場所(THE BLIND SIDE)

ひとりぼっちのアフリカ系ホームレス青年を引き取って始まったクリスチャンファミリーとの絆、感動の実話!

今年のアカデミー賞主演女優賞サンドラ・ブロック受賞、作品賞ノミネート

この映画は、サンドラ・ブロック演じるクリスチャンの白人の富豪の奥さんリー・アン・テューイが主役です。彼女は、アフリカ系アメリカ人のホームレスの高校生、ビッグ・マイクこと、マイケル・オアーをクリスチャンのあわれみの心から自宅に泊めます。そのまま、自宅に住まわせ、周囲の偏見とかに屈せず、のちに養子にしてゆく実話です。マイケルはその中で、アメフト部に入部し、特にクォーターバックの「死角」(The Bling Side(ザ・ブラインド・サイド))を守る役割で、素晴らしい力を発揮します。この映画の原題はそこからつけられています。マイケルは現在、プロアメフト選手で活躍しています。全体にコメディータッチで、子どもでも楽しめる内容ですし、子どもにも是非みて欲しい佳作です。これが実話であるとは驚きです。

2009年米国映画





■ハンナ・モンタナ・ザ・ムービー

歌あり、踊りあり、感動ありのコメディー

ディズニーの映画で、日本で2月13日から封切りの『ハンナ・モンタナ・ザ・ムービー』は、テレビシリーズの映画版です。

普通の女子高校生マイリー・スチュワートは、実は超人気のアイドル「ハンナ・モンタナ」でした。しかし、それは秘密でした。テネシー州の田舎に戻って、普通の女子高校生マイリー・スチュワートとして過ごすうちにマイリーは忘れていたことを取り戻し始めます。ところが、騒動がもちあがり、「ハンナ・モンタナ」を演じざるを得なくなります。さて、どうなるでしょうか・・・?

歌あり踊りあり、家族に対する気持ちとか、感動する場面もあるコメディーで、オススメです。

2009年米国映画





■のだめカンタービレ最終楽章 前編

これを観るとクラシックファンになります!

ご存知、ピアニスト野田恵(通称のだめ)と、指揮者千秋真一のラブコメディー。テレビシリーズと同じで、のだめ(上野樹里)と千秋先輩(玉木宏)が、今度は舞台をヨーロッパに移して、バージョンアップして展開します。のだめは、音楽学校のピアノの進級試験を控え、練習に励む日々。千秋は、ルーマルレ・オーケストラの常任指揮者に就任しました。喜んだのもつかの間、歴史のあるオーケストラにもかかわらず、資金不足などから、団員の多くが辞めて、残った団員は全くやる気のない、オーケストラになっていました。果たして千秋はこのオーケストラを立て直すことができるのでしょうか?

オーケストラのように、大勢が一つになってよいものを作り上げてゆくことは、素晴らしいことだとつくづくと思いました。この作品を観るとクラシックファンならずとも、「クラシックはいいな!」と思います。

最終楽章の後編は春ぐらいに封切り予定です。楽しみです。

2009年日本映画





■カールじいさんの空飛ぶ家

冒頭の8分52秒だけでも感動100%!

映画館で観る前に、実はテレビでこの作品の冒頭の8分52秒を観ました。ほとんどセリフがなくて、音楽と映像だけなのですが、とても訴えかけるものがあってサイレントムービーのチャプリンの名作(例えば『街の灯』)を見ている感じで、とても感動しました。この冒頭シーンは秀逸です。

それとともに、この主人公のカールじいさんが「ただの頑固なじいさん」ではなくて、ああこういう人生を歩んできたのか…!と引き込まれてゆきます。冒頭シーンに続く本編で、カールじいさんが夢を見い出して頑固なまでにその夢に向かってゆく理由はなぜ?

何歳になっても人は夢に向かって歩み出す時、実に若々しく、困難があってもへこたれない・・・。この映画を観た後に、「そうだ!自分も夢に向かって進んでゆこう!」と思う方も多いのでは?

これがアニメ映画であることをすっかり忘れてしまうほど、登場人物の表情が素晴らしくよく描かれています。2009年に封切られた映画の中で最も感動と、勇気を与え、なおかつ面白い映画で、この映画は観ないと絶対に損です。

さてこの作品、面白く感動したあの映画『モンスターズインク』の監督の作品ということで納得!

2009年米国映画





■ディズニーのクリスマス・キャロル

悔い改めたら未来は変えられる!

クリスマス・イブの夜、カネがすべてで、みなにきらわれ者の老人、エベニザー・スクルージ(ジム・キャリー)に、3人の「クリスマスの精霊」が現れます。そして、スクルージは過去、現在、未来に連れ出されます。

その中で、スクルージは忘れていた人生に気がつきます。最初からこうではなかった・・・。

どこか、聖書の取税人のかしらで金持ちのザアカイ(ルカ19章)の話を思わせます。主演のジム・キャリーは、スクルージとクリスマスの精霊を含めて7役を演じています。この作品は19世紀の英国の作家チャールズ・ディケンズの原作の映画化で、脚本・監督は『バック・トゥー・ザ・フューチャー』シリーズのロバート・ゼメキスです。道理で、未来や過去にタイムトラベルする話はお手のもの・・・?なのかもしれません。

2009年米国映画





■アルフ

なれなれしいエイリアンが突然、居候に。
家族で楽しめるコメディー!

ロスに住む、ウイリーと妻のケート、子ども3人、猫のラッキーのタナー一家に、ある日突然、宇宙船が落ちてきます。中には毛むくじゃらの宇宙人が、そこでALF(アルフ)と名づけたのですが・・・。ALFとは、Alien Life Form(地球外生命)の略で、言い換えるとエイリアン。

エイリアンといえば、映画のシリーズ物で観たように、「地球侵略」とか怖いイメージがあるのですが、このエイリアンのアルフは、全く違います。初対面なのに、なれなれしく、ずうずうしく、ナマケモノのような感じで、とうとうタナー家に居候することになります。家族との会話がおても面白いです。

子どもも楽しめる作品です。もともと米国NBCのテレビドラマで、2008年10月からNHK教育テレビでもやっています。アルフを所ジョージ、ウイリーを小松政夫が吹き替えていて、それがぴったり会っています。

米国テレビ番組(NBC)1986年から1990年





■旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ

こんな動物園なら行ってみたい!実際に会った逆転劇

最初に「これは日本最北端の動物園で実際に起こった話です」と字幕が出ます。実在の旭山動物園は冬はマイナス25度になる北海道旭川市にあります。

入場者が減って1996年度は26万人で、エサ代も出せず、常に閉園危機にありました。それに加えてエキノコッスク感染が発生し、市長は閉園を決断し、園長の滝沢(西田敏行)と、飼育係たちはとうとうがけっぷちに立たされます。そこで諦めずに、今までにない動物園が出来上がってゆく中で、2006年にはあの東京上野動物園を抜いて月間入場者数日本一になります(2007年度は307万人)。

園長と、飼育係と、動物たちの交流が描かれています。また、人間の素晴らしさとはいったいどういうことなのか・・・?「夢を諦めてはいけない」という、元アリスの谷村新司の「夢になりたい」という映画の主題歌もいいです。

2009年日本映画





■ベッドタイム・ストーリー

おとぎ話が現実に!

独身中年男のスキーター(アダム・サンドラー)は、姉の幼い息子と娘のベビーシッターをすることになります。寝かせる前におとぎ話(ベッドタイム・ストーリー)をせがまれ、荒唐無稽なおとぎ話を作って聞かせますが、それがなんと現実に起きてしまいます。

想像力を駆り立てるディズニーならではのストーリーで文句なく親子で楽しめる作品です。また、映画好きには、これはあの映画のあの場面とわかっていっそう楽しいです。バグジーというモルモットが出てきてかわいいです。

2008年米国映画

※荒唐無稽:言動に根拠がなく、現実味のないこと。また、そのさま。





■ボルト

「スーパードッグ」が、実は平凡な犬であることを知ったとき・・・。

ボルトは少女ペニーを守るスーパードッグ。強力な敵(ミドリの目の男)の繰り出す様々な武器に対しても、スーパー・パワーで圧倒します。しかし、それは実は人気テレビの中の作り話だったのです。そして、その真実を知らないのは・・・、犬のボルトだけだったのです。

テレビスタジオを出て、ニューヨークに置かれたボルトは、そのことを知りショックを受けます。しかし、ペニーに会いたいとハリウッドまでの長旅が始まります。「旅の仲間」は人間嫌いの捨て猫のミトンズ、ヒーローおたくのハムスターのライノ。一体どんな旅になるのか・・・?

面白く、かつ感動的、大人も十分に楽しめます。

2009年米国映画





■アイス・エイジ3

―― あのトリオが恐竜ワールドでピンチ

動物が主人公のアニメ映画は、最近非常に増えています。

その中で、『アイス・エイジ』は最も人気があるシリーズの一つです。ついに第3弾となりました。

今回は、シド(へんてこなナマケモノ)と、マニー(心優しいマンモス)、ディエゴ(クールでワイルドサーベルタイガー)のいつものトリオが、なんとあのティラノザウルスが住む恐竜ワールドに、行くことになります。次から次にピンチが彼らを襲います。彼らの運命は?

親子で楽しめます。

2009年米国映画





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