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ぜひ子どもにも観せたい映画

■ホームレス中学生

―― 突然のサバイバル生活で見つけたものは・・・。笑って泣けるオススメの作品。

中学2年の”たむちん”こと、田村裕(ひろし)が学校から帰ったら、家が差し押さえられていて、突然住む所がなくなり、父は家族の『解散』を宣言して蒸発。ひろしは大学生の兄の研一、高校生の姉の幸子と別れて、公園でのホームレスが始まります。

これがすべて実話だけにすごい!

空腹のあまり、公園で草やダンボール箱をちぎって食べたり・・・、サバイバル生活の中で、今まで見えなかったことが見えてきました。

子どもたちにも是非観せたい作品です。主人公のたむちんを小池徹平が熱演しています。人気お笑いコンビの麒麟(きりん)の田村裕の自叙伝『ホームレス中学生』の映画化です。

2008年日本映画




■センター・オブ・ジ・アース

―― 「ジェット・コースター」で地球の中心へ

地球の真ん中はいったいどうなっているのだろうか?まだ誰も見たことのない未知の世界が、3Dで楽しめる。

特に、地上からどんどん地球の真ん中に向かってゆく場面は、さながら「ジェットコースター」に乗っているみたいでスリリング。「海底二万マイル」で有名なジュール・ベルヌの「地底旅行」を基にした作品。

科学者トレバーと甥(おい)のショーンは、ジュール・ベルヌの本をもとに調査している中で行方不明となったショーンのお父さんの手がかりを求めて出発。映画「テラビシアにかける橋」の主人公の男の子がショーン役で出演している。親子で楽しめる。

2007年米国映画




■グローリー・ロード

―― ジェリー・ブラッカイマー製作の感動の実話

黒人に対する差別がまだ残る1960年代の米国、テキサスの無名大学のバスケ部のコーチにドン・ハスキンズ(ジョシュ・ルーカス演ずる)が赴任した。そこからチームの快進撃が始まった。そして、1966年Ncaaバスケチャンピオンを賭けて、アドルフ・ラップコーチ(ジョン・ボイド演ずる)の強豪ケンタッキー大学と対戦することに。

製作は、「パイレーツ・オブ・カリビヤン」等で、メガヒットメーカーとして有名なジェリー・ブラッカイマー。同氏が製作した「タイタンズを忘れない」を思い起こさせる作品。実話に基づく。

2006年米国製作 ブエナビスタ配給




■RV

―― 全米大ヒットのロビン・ウイリアム主演の家族向け冒険コメディ

ビジネスマンのボブ(ロビン・ウイリアム)は、妻と15歳の娘と、12歳の息子の4人家族。

実は、家族はいつの間にかバラバラの状態。家族旅行で、ハワイ行きを計画するが、なんと仕事でコロラドに行かないといけなくなってしまう。ボブはそのことを家族に言い出せなくて、急遽、RV(キャンピングカー)を借りて、家族旅行で行き先を変えてコロラドに向かうが・・・。

家族で楽しめて、観おわった後に、良いものが残る作品。

RVとは RECREATIONAL VEHICLE の略で、レジャーカー、キャンピングカーを意味する。

2006年米国製作




■森のリトル・ギャング

『シュレック』、『マダガスカル』などヒット作品を出しているドリームワークスアニメーションの最新作。アライグマ、かめ、オッポサム、ハリネズミ、スカンクなどの動物たちが主人公。

動物たちの生活が人間の居住区の拡大によって脅かされ、動物たちが食料確保に人間の住む町へ冒険に行き、奮闘する。動物たちの表情が生き生きしていて、愛らしい。楽しく見ている中でも、家族の大切さや、自然破壊への警告などが伝わってくる。

コミカルでテンポもよく、それでいてとても心温まる。字幕が読めるなら、是非英語で観ることをオススメ。主人公のアライグマのRJの声に、ブルース・ウィリス、RJが恐れている熊の声に、ニック・ノルティー、リスのハミーの声に『ブルース・オールマイティー』のライバルを演じたスティーブ・カレルが担当している。英語で観る方が、数段キャラクターがより生き生きしている感じ。大人も子どもも十分楽しめる感動リアルCGアニメーション。

2006年米国製作。




■カーズ

―― 競争で勝つことより、もっと大切なもの ――

「トイ・ストーリー」のジョン・ラセター監督が「ずっと以前から車が主人公のアニメをつくりたかった」という思いをこめて作ったフル3Dアニメ。

車が大好き、という監督が作っただけあって、登場キャラクターが全て愛らしい車。キャラクターは車でも、いつの間にか物語りに引き込まれる。

個々のキャラクターの人格?がとても良く描かれていて、ストーリーが面白く良く出来ている。レーシングシーンのスピード感もすごく迫力がある。子どもから、大人まで楽しませてくれるとても素晴らしい作品。

いつもレースで優勝を狙ってきた主人公が、自分に起きた出来ごとや出会った車たちとの関わりの中で成長していく姿を通して、私たちにも、大切なことを教えてくれる。

アメリカの古き良き時代の感じをノスタルジックに描いているが、普遍的に大切なものが良く伝わってくる感動作。一度は是非観てほしい作品。

2006年アメリカ映画




■子ぎつねへレン

―― ・・・ 実話から生まれた感動作

母ぎつねとはぐれ、一人ぼっちの目と耳が不自由な子ぎつね「ヘレン」と、都会から引っ越してきたばかりの孤独な少年。彼らの出会いから、別れまでの心の交流を描いた、暖かさが伝わってくる物語。

一所懸命世話をしてきたヘレンと、少年との別れのシーンでは、目が潤んでしまうかもしれません。別れの後、少年が、ひとまわり成長している感じがよく描かれています。

実話から生まれた感動作。

2006年日本映画




■ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!

―― ・・・ 文句なく家族で笑えて楽しめる

今年のアカデミー賞の長編アニメーション賞を受賞したのもうなずける。

おとぼけ発明家のウォレスと名犬グルミットの迷コンビで、内容は、スリル、サスペンス、コメディーあり、ほんわかした味わいもあって、子どもだけでなく大人にもおススメ。

クレイアニメーションで、粘土の手ざわり感もグッド。ストーリーの展開もいい。

いつの間にか、あなたもウォレスとグルミットのファンになるかも。

2005年 英国・米国製作




■グレイテスト・ゲーム

「ダビデが2人のゴリアテに挑む」感動の実話

今年の3月、ハリウッドで俳優のステェファン・コリンズさんが「この映画はとてもいいから、日本でも観れたらいいのに」と語っておられたのだが、やっと7月に日本でもDVDになった。

1913年全米オープン・ゴルフに参加した労働者階級出身の、アマチュア・ゴルファーの青年フランシスと、不動の英国人チャンピオン(プロゴルファー)のハリー・バートンが死闘を繰り広げる。「ダビデが2人のゴリアテに挑む」というたとえが言われている。この大会から米国では、ゴルフが庶民のスポーツになったという。

原題は、「ザ・グレイテスト・ゲーム・エバー・プレイド(過去最高の試合)」。映画音楽もいい。全編にとてもいい話が詰まっている。感動の実話。

2005年米国製作




■ALWAYS 三丁目の夕日

ケータイもパソコンもテレビもなくても、活気と人情に満ちた昭和30年代

昭和33年、建設途上の東京タワーの見える東京の下町(夕日町三丁目)。

青森から集団就職で、鈴木オートに就職した六子。文学と呼ばれる駄菓子屋の茶川の元には、小学生の男の子淳之介がやっかいになることに。

貧しいけれども近所同士が支えあって生きる人情絵巻。物質的には豊かではなくても、人のぬくもり、つながりがあったかい。いつの間にか夕日町三丁目の住民になった感じがする。

笑いがあって、感動できる作品。テーマ音楽もよい。2006年3月、第29回日本アカデミー賞全14部門のうち12部門で最優賞受賞。

2005年度日本映画




■キャプテン・ウルフ

「トリプルX」のヴィン・ディーゼルがベビーシッターに挑戦!

ヴィン・ディーゼル演じる米海軍特殊部隊の無敵のエリートショーン・ウルフ大尉。 彼に与えられた、次のミッションは国防にかかわる機密プログラムを開発した今は亡きプラマー教授の一家を護衛するため、5人の子どもたちのベビーシッターをすることだった。

家族の絆を知らないウルフ大尉が、規律を知らない子どもたちを相手に任務が始まった。軍隊式に規律を守ることを教えながらも、子どもたちのありのままを受けとめていくウルフ大尉に、次第に子どもたちは心を開き、信頼が生まれる。 家族・国家の一大事に、大尉と子どもたちは一致団結して立ち向かっていく。

コメディー的要素満載だがそれでいて、家族の大切さ、相手を認めることの大切さを教えてくれる。家族皆で安心して楽しめる作品。ふとしたカットにJohn3:16(ヨハネ3:16)、Hallelujah(ハレルヤ)とか、ゾーエ(天国)という言葉も出てくる。

2005年米国映画




■タイタンズを忘れない

大人も子供(小学生以上)も感動する実話

1971 年、米国ヴァージニア州アレキサンドリアで、白人と黒人の高校とが統合され、アメフト部も統合され、チーム「タイタンズ」が結成された。そのヘッドコーチに、黒人のハーマン・ブーン(デンゼル・ワシントン)が就任した。

ブーンの下、人種間の激しい対立がとれてきて、タイタンズは快進撃を始める。実話に基づく。

製作はジェリー・ブラッカイマー

2000年米国映画




■チキン・リトル

―― ヘマばかりで、町中の笑い者、でもくじけない ・・・

「ディズニー史上最も不運な主人公」チキン・リトルが繰り広げる勇気と感動の物語。
等身大の主人公にいつの間にか、感情移入して最後には、力一杯「チキン・リトル頑張れ!」と、声援を送ってしまう。
親子で、文句なく楽しめて、夢中になる。「サイン」「宇宙戦争」「インディンジョーンズ」「フラッシュダンス」等のパロディーが入っていて楽しい。ディズニーの3D・CGアニメーション映画。

2005年米国映画




■チャーリーとチョコレート工場

世界最大のチョコレート工場の工場主、ウオンカ(ジョニー・デップ)は、チョコレートにゴールデンチケットを入れ、引き当てた5人の子供を工場見学に招待することにしました。
その5人のうち1人に貧しくも心優しい少年チャーリー(フレディー・ハイモア)も選ばれました。
チョコレートの話で甘いストーリーかと思いきや、実はビター(苦さ)も混じっています。
また、これが、あの「パイレーツ・オブ・カリビアン」のジョニー・デップかと驚きます。

ティム・バートン監督。2005年米国映画




■奇跡の人

「私は、自分の障害を神に感謝しています。私が自分を見出し、生涯の仕事、そして神を見つけることができたのも、この障害を通してだったからです。」 (ヘレン・ケラー)

三重苦を乗り越えたヘレン・ケラーとサリヴァン先生との実話。

生後19カ月で熱病のため目が見えず、耳も聞こえず、言葉も話せなくなり、両親もそんなヘレン(パディー・デューク)に全くなすすべもなく、そんな時に、サリヴァン先生(アン・バンクロフト)が現われました。三重苦の隔絶された世界に住む7歳のヘレンは、出口のない怒りと不満でけもののような状態でした。そんなヘレンに、先生は文字通り本当に体当たりで、物に名前があることを教えようとします。それは壮絶なバトルと言えるかもしれません。

ある日、井戸の所で、サリヴァン先生がヘレンの手に、井戸の水をかけます。その触れた冷たいものが、水(ウオーター)であることが生まれて初めてわかって、表情が変わり、へレンが「ウオー(ター)、ウオー(ター)と叫ぶ場面は感動します。

この作品で体当たりの演技をした、アン・バンクロフトと、パディー・デュークがそれぞれ、1963年度アカデミー主演女優賞と助演女優賞を受けています。

1962年米国映画




■スチュアート・リトル
■スチュアート・リトル2

小さなネズミのヒーロー、スチュアートの大冒険・・・・・

リトル家の一人息子ジョージのために、リトル夫妻が養子として迎えたのがス チュアート。しかし、スチュアートとはなんと、小さなネズミでした。「なぜ弟 がネズミなのか」と不満なジョージ、「ネズミのご主人を持つことになって」不 満なリトル家のペットの猫のスノーベルとの間もしっくりいきません。しかし、 やがてスチュアートの人柄(?)に触れてリトル家の家族の一員として認められ るようになっていきます。猫のスノーベルと友だちの猫のモンティとのやりとり もとても楽しいです。家族の意味や大切さが伝わってきます。主人公のスチュア ートリトルの声は、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズのあのマイケ ル・J・フォックスが担当しています。

1999年、2002年米国映画




■ウォルター少年と、夏の休日

孤独な少年と頑固、無愛想なおじいさんたちとの交流、ほのぼのと

父親のいないウォルター少年(ハーレイ・ジョエル・オスメント)は、母親から言われて、田舎の家に預けられることになりました。そこで、頑固、無愛想なおじいさんたち(マイケル・ケイン・ロバート・デュヴァル)との生活が始まります。原題の「セカンドハンド・ライオンズ」とは、中古のライオンたちの意味です。具体的には、映画に出てくる年とったライオンや、2人のおじいさんたちのこともあらわしています。実は、この映画は、「ほのぼのとする」映画ですが、「ワクワクする」映画でもあります。最後の最後まで、見逃せない展開です。犬や、ブタなど6匹の動物たちの登場も楽しいです。

(2003年米国映画)




■ディープインパクト

大津波で、都市は破壊される。
しかし、希望は失われることはない。

米国の高校の天文部のリオ(イラジャ・ウッド)は、彗星を発見します。

その彗星が、人類にパニックを起すことに。その混乱の中の人間模様を描いています。決死隊メサイア号の隊長ターナーにロバート・デュヴァル。米大統領にモーガン・フリーマンで、その演説は必見です。「ディープインパクト」とは、「きつい街突」を意味します。もちろん、いま、日本で人気の三冠馬のディープインパクトとは全く関俸ありません。

監督のミミ・レダー(女性)は、この作品の前にテレビで「 ER 救急救命室」を監督しています。製作総指揮は、スピルバーグ。小学4年の男の子が、この映画を見て感動で涙でボロボロになりました。良い意味で子供にも強いインパクト(衝撃)を与えます。

1998年米国映画(ドリームワークス)




■サイモンバーチ

12歳で身長が96pにしかならないサイモン・バーチは、
「神さまは、何か特別な計画を持って僕を小さくしたに違いない」と 堅く信じていた。

サイモン・バーチと同じく12歳の親友ジョーとの友情を ジョーの母レベッカ(アシュレイ・ジャッド)は、暖かく見守るが、それも野球の試合を境に大きく変化する。

神さまの特別な計画があると信じたサイモン・バーチはどうなるのか?

結末に向かって、 子どもだけでなく、大人も、引き込まれてゆく感動のストーリー。
ジョン・アーヴイングの作品がベースになっている。

(1998年製作)




■ヨセフ物語〜夢の力〜

旧約聖書のヨセフの物語を、映画「シュレック」のドリーム・ワークスがアニメ化した作品。

父イスラエル(ヤコブ)にどの息子よりも愛されていた11人兄弟の末っ子ヨセフは、兄たちに憎まれていた。
そのヨセフが17歳の時に見た夢を兄たちに話したことから、ヨセフの人生は激変する。
兄たちにねたまれ、奴隷商人に売られエジプトに。

冤罪で牢屋に入れられ、状況は、夢とはまったく逆に逆にと進んでゆく。
しかし、その夢を信じたヨセフに、夢の成就が、奴隷商人に売った兄たちと再会が……。

ヨセフの声を「トータル・フィアーズ」のベン・アフレック。同じくドリーム・ワークスアニメ映画「プリンス・オブ・エジプト」(1998年製作)を彷彿させるシーンがある。

(2000年製作)




■スパイキッズ

しっかり者のカルメン(姉)とちょっとドジな面もあるジュニ(弟)のスパイキッズの活躍がともかく楽しい。

大人も子供も一緒に見て楽しめる。家族の大切さ、家族が1つになることの素晴らしさ、ゆるしゆるされる事などもわかってくる。

第1作目から見ていった方が、わかりやすい。




■ブルース・ウィルスのキッド

あなたの前に、8歳の頃の自分が現われたら……。

イメージコンサルタントのラス(ブルース・ウィリス)は成功者だが、ずけずけと言い放つ辛らつな言葉でまわりから「イヤな奴」と言われている。

40歳目前のある日突然、彼の前に、8歳の頃の自分(ラスティー)が現われる。
なんとその頃のラスは、不器用で、いじめられっ子であった。
しかし、「パイロットになって、犬を飼って……」という大人になってからの夢を持っていた。そんな、8歳のラスティーに振り回される中で、ラスは忘れていた何か大切なことに気づき始める。

音楽に合わせてテンポが軽快で楽しめて、そしてあったかくなる。ラスティーを演じた男の子が実に味があっていい!!

(2000年製作)




■マイ・ドッグ・スキップ

大親友、犬のスキップと共に

ウイリー・スミスは孤独な少年で、同級生からもいじめられていた。9歳の誕生パーティーに呼ぶ友だちもいなかった。そんなウイリーに母親(ダイアン・レイン)は、ジャック・ラッセル・テリアの子犬、スキップをプレゼントした。

この子犬スキップは、ウイリーの大親友となり、スキップとともに、ウイリーは大きく成長してゆく。

1940年代のミシシッピー州の小さな町を舞台としたウイリー・スミスの世界的ベストセラーの映画化。父親役ににケビン・ベーコン。犬が苦手な人でも、この映画を観ると子どもに犬を飼ってあげたいと思うだろう。

1999年米国映画。実話。




■プリティ・プリンセス

主人公のミアは、サンフランシスコに住む目立たなくてちょっとドジで、さえない高校生。 それが、突然「プリンセス」であることがわかって、「プリンセス」になるために、大奮闘。 面白おかしく、それでいて、大切なメッセージも織り込まれているシンデレラ・ストーリー。

監督は、「プリティー・ウーマン」「プリティー・プライド」のゲーリー・マーシャル。

  米国映画。2001年製作。

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