しかしその時、なんと自分の頭を差し出してきて抜いて欲しいというしぐさをしてきました。それで(痛さのあまり引っ掻かれるのを覚悟で)恐る恐るペンチではさんで思いきって抜きました。暴れるかと思ったら震えながら我慢をしていました。それからその白い猫は元気に回復し、父からは日々脅されながらも一番長生きをしました。 当時のボンのことを思い出すたびに、人間も、神さまに頼る人、弱さを認めてより頼む人が恵みを受けるんだなーと思わされています。