昔話・その9   2013/05/25



IMG_3010農業をしていた時は天気が勝負でした。毎日、苗を植える時などは「曇っていて植え終わったら雨が降るようにしてください。」など、都合の良い祈りをしていましたが、多く答えられました。ところが、ある夏の暑い日に、消防団の大会があったのですが、暑さの中で具合が悪くなってしまい、これは倒れると思いました。一人一人に役割があるので、自分だけ抜けるわけにもいかず、意識が遠のき始めていました。その時、また、神さまに「どうか雲を与えてください」と祈りました。雲ひとつない晴天でまったく無理な状況でしたが、その時奇蹟が起りました。太陽だけを隠す小さな雲が現れたのです!私は驚いて目を疑いました。でもそのおかげで体も楽になり、のりこえることができました。神さまを本当に畏れました。 kosuda  写真は植え付け前の畑、右奥が私の家です。