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神さまのことがわかってくる映画

■16ブロック

―― ジャックとエディーの出会いから思わぬ展開が

ブルース・ウイリス主演の映画。さえない警官ジャック(ブルース・ウイリス)は、勤務を終えて帰ろうとした時に、上司から黒人の証人エディーを16ブロックだけ、護送する仕事を仰せつかった。それは、15分で終わる簡単な任務のはずだったが・・・。

この映画の主題は、「人は変わることが出来るか?」と、言うことが出来るかもしれない。クリスチャンが製作にかかわったのではないかと思わせる展開。

2006年米国製作




■ルワンダの涙

―― 「私は弱い者とともにいる」と言って、避難民と残った神父

アフリカのルワンダ共和国で、1994年4月から100日間で100万人という大虐殺(ジェノサイド)の中で、救出のために立ち上がった実在のカトリック神父が主人公。

4月7日、フツ族民兵によるツチ族大虐殺が始まった。ルワンダ共和国の首都キガリにあるカトリックの白人のクリストファー神父(ジョン・ハート)が運営する公立技術専門学校(ETO)には、ベルギー国連軍が常駐していた。そこに、ツチの避難民が殺到し、約2500人ものツチが学校内に非難することになる。神父は、何とか皆を助けたいと試みるが「『白人』はすべて、ベルギー国連軍と共に非難・撤退せよ」という衝撃的な決定がなされた。

それは、学校内のツチ避難民2500人を見捨て、見殺しにすることを意味した。

そして、すべての白人が国連軍のトラックに乗った・・・はずが、クリストファー神父は「私は弱い者とともにいる」と言って、ほほ笑んで白人でひとり避難民と残った。その姿はイエス・キリストがもしも同じ状況だったらそうされたに違いないと思わせるものだった。避難民と残った神父は、皆を何とか助けようと・・・。

「キリストのかおり」を感じる映画。

この映画は、大虐殺が実際に起きた公立技術専門学校で撮影され、またその大虐殺で生き延びた人々もトラウマ(心的外傷)におびえながらも、映画製作に加わっている。実話に基づく。

2006年イギリス=ドイツ製作




■戦場のアリア

1914年の第1次世界大戦中のクリスマスに実際に起こった感動的出来事を映画化したもの。

フランス北部の村の前線で戦闘体制にあるフランス軍、スコットランド軍、ドイツ軍の間に奇跡的にクリスマスの一夜の休戦が実現し、敵、味方を超えた交流が実現する。クリスマスの休戦が実現したきっかけは、戦地にいある夫と会うためにオペラ歌手が戦地に赴き、夫と共に歌った、クリスマスの賛美歌だった。オペラ歌手によって歌われる、賛美を聞く中で、戦士たちの心は溶かされ、敵対心は取り去られ、相手を理解し合おうとする心に変えられる。

賛美の力はやはりすごいと改めて思わされた。前線の真ん中で、各軍の兵士たちが共に集い、従軍している司祭によってミサを捧げ、主の祈りを祈るシーンなど、後半は特に感動的。御言葉をねじまげて、戦争に送り出す司祭も描かれており、正しく主の御心を知り行うことの重要性も教えられる。心に深く触れてくる感動の秀作。アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた作品。原題はメリークリスマス。

2005年フランス・ドイツ・イギリス製作。




■ラスト・デイズ  原題 THE LAST DAYS

原作"THE LAST DAYS"。聖書の黙示録を題材に世の終わりの時代のことを描いた作品。

これは製作者がクリスチャンだと思うほど、映画の中に、「真の神、救い主はイエス・キリストだけ」と言うことが明確に出てきて、終わりの時代のクリスチャンの携挙のことも出てくる素晴らしい作品。

出演者もほとんど知らない俳優たちで、監督、製作者、脚本家も知らない人々だが、ストーリーが良く出来ていて、スリルもあり、ぐいぐい引き込まれる。

そして、偽ものと本もの(主イエス・キリスト)の違いもはっきりと書かれている。聖書から、終わりの時代について、ちゃんと正しく学ぶことは本当に重要だということを改めて思わされる。

訳あって「自分は神を信じない」と言っていた主人公ストーンが「偽メシア」を拒否し、死が迫った時、キリストに「主よ。かつてあなたを拒んできた私が、今恵みにより、この死によってあなたを崇めます。」と祈るシーン他、信仰的に感動的なシーンがいくつもある。

邦題「ラスト・デイズ」には2作あるが、この作品は、監督がアンドレ・ヴァン・ヘンデンのもの。

必見の作品。1999年アメリカ映画。




■ワールド・トレード・センター

―― … あの9・11に、こんな感動実話が!

2001年9月11日のテロによって崩壊した世界貿易センタービルの下に生き埋めになり、奇跡的に救出された、2人の湾岸警察官の、実際に起きた事実を忠実に描いた映画。

観ていて、臨場感があり、あたかも自分もそのテロの現場に一緒に置かれているかと思うような切迫感がある。

主人公2人が生き埋めになった状態のなかで、物語が展開していく。水もない、また、ビルがいつ崩落して下敷きになるかわからない恐怖のなかでも、主人公たちは祈ったり、家族を思ったり、お互いに声を掛け合って、いつくるかわからない助けを待ち続ける。

特に、主人公ジョン・マクローリンの部下のウィルが夢(?)のなかで、飲ませるための水を持ったキリストに出会い「家にかえりなさい」と言われ、マクローリンにそれを語ったすぐ後に、クリスチャンの海兵隊員がきて、2人に気づいて救出されたところは感動的。

あの大悲惨の中でも、信仰と家族の大切さ、人々を思いやる暖かいものがよく伝わってくる映画。「主の祈り」も祈られている。感動の実話。

主演はニコラス・ケイジ他、監督は「プラトーン」のオリバー・ストーン。

2006年米国映画 




■聖衣

―― ・・・ キリストを十字架に釘付けしたローマ兵の回心

皇帝によって、ローマからエルサレムへと左遷され、キリストの処刑官になったローマの護民官マーラス。彼が罪の意識にさいなまれて深く苦しんだ後、かつての奴隷デメテリオを通して神と出会い、悔い改めてクリスチャンとなり、殉教するまでを描いた物語。

当時の値打ちで制作費450万ドルを投じてつくられた大作。

主演はリチャード・バートン、ジーン・シモンズ、その他。最後がハレルヤのコーラスをバックに、明るく、希望に満ちて描かれているのが印象的。

1953年 米国映画




■白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々

―― ・・・ 天国で会いましょう ――― 感動の実話

ゾフィー・ショルはおとなしく、目立たなく、内気な、どこにでもいる21歳の女子大学生だった。

そんな彼女に、なぜあれだけの力を出せたのか、皆不思議に思った。マルク・ローテムンド監督は、それは、人生が1回きりでなくて、死んだ後も来世が続くということをクリスチャン(プロテスタント)であるゾフィーが信じているからで、また、神への信仰があったからこそ、ナチスに妥協するのではなく、たとえ死んでも信念を貫き通す、そういう強さが生まれてきたのだと思うと言われている。

1943年ミュンヘンで、「白バラ」という反政府運動に参加し、ヒトラー政権に抵抗し、逮捕され、ゲシュタポ(秘密警察)で、取調べを受け、処刑されるまでの壮絶な6日間を描いた、感動の実話。

極限状態の中で、クリスチャンであることがどれだけ違うのか?

――必見。ゾフィーの母「キリストを忘れないで」。ゾフィー「もちろん。天国で会いましょう」。これが、最後のゾフィーと家族との会話だった。

2005年 ドイツ映画




■ベンハー

映画史上不滅の名作誕生の秘話・・・。
実は、無神論者で聖書が誤りであることを証明しようとして逆にキリストが真の神と知った作家の原作をもとに出来た映画。


ルー・ウオーレスという米国の作家は、もともと無神論者で聖書が誤りであることを証明するために、聖書を調べる中で、キリストが真の神であることを否定できなくなった。それだけでなく、逆に、イエス・キリストの救いを伝えたくてこの「ベン・ハー」を書いたという。

それが、ウイリアム・ワイラー監督で、チャールトン・ヘストン主演で、アカデミー賞11部門最多受賞作品で、映画史上に残る大スペクタクル映画で最高傑作となった。

実は、この映画の副題は「キリストの物語」となっていて、主人公ベン・ハーに水を与える場面や、復讐心が解かされる場面、らい病をいやす場面などにイエス・キリストが登場する。

1959年米国製作




■ナザレのイエス

「ロミオとジュリエット」の監督が、イエス・キリストの生涯を壮大なスケールで描く

聖書に基づいて神であるイエス・キリストの地上での生涯、その降誕から十字架、復活そして、弟子たちに大宣教命令を与えるまでを描く。

聖書の言葉がそのままセリフになっていてわかりやすい。イエス・キリストが生まれつきの盲人をいやされた場面は感動的。パリサイ人や神殿の中で叫ばれたイエス・キリストは力強い。

監督は、「ロミオとジュリエット」(1966)、「ブラザー・サン シスター・ムーン」(1972)のフランコ・ゼフィレッリ。ローレンス・オリビエ、アンソニー・クイン、アン・バンクロフト、オリビア・ハッセーなど有名俳優が沢山出ている。

「ナザレのイエス(完全版)」はDVD2枚で6時間11分。

1977年イギリス・イタリア映画




■手塚治虫(おさむ)の旧約聖書物語

アニメで聖書を楽しく!

旧約聖書がアニメになったものではモーセの生涯を描いた映画「プリンス・オブ・エジプト」や、ヨセフの生涯を描いた「ヨセフ物語ー夢の力ー」がある。

この「手塚治虫(おさむ)の旧約聖書物語」は、もっと長い期間を扱っている。天地創造から、十戒、約束の地、エリコ、イスラエルの王のサウル、ダビデ、ソロモン。バビロン捕囚と解放。イエス・キリストの誕生までをアニメで描いている。

子どもでも、聖書の話がわかるようになっている。

原案、構成は、手塚治虫。音楽は服部克久。 




■ソドムとゴモラ

信仰の父、アブラハムの生涯を描く

カランに住むアブラム(後のアブラハム)は、「あなたは、あなたの生まれ故郷、あなたの父の家を出て、わたしが示す地に行きなさい」という神さまの言葉を受け、故郷を出発する。

ロトの救出とソドムとゴモラの裁き、サラとの間に約束の子イサクの誕生、全焼のいけにえとしてイサクを捧げる試練等、旧約聖書に書かれているアブラム(アブラハム)がその度に神さまを知り、神さまへの信仰が強まっているのがわかる。

またアブラムの歩みの中で「あなた(アブラム)を祝福する者をわたしは祝福し、あなた(アブラム)をのろう者をわたしはのろう」という神さまの約束の言葉が成就しているのがわかる。

2000年ドイツ・イタリア・米国映画




■炎のランナー

――― 安息日(日曜日)には走れない!
「主の愛に身をゆだねること、これがゴールへの最短距離」(エリック・リデル)

1924年パリでのオリンピックに英国を代表するトップランナーでライバルの2人、ハロルド・エーブラハムスとエリック・リデルが参加した。
2人は、何のために走るのか?ハロルドは、ユダヤ人に対する偏見に反発し走る。一方、中国へのキリスト教宣教師の息子エリックは、神の栄光のために走る。
ところが、オリンピック予選は、安息日(日曜日)にあたってしまった・・・。安息日を神のものとするには走れない・・・エリックはジレンマに陥る。
神を信じ神を知っている人とそうでない人との違いが明確に描かれている。後にエリックは中国宣教師となって中国で亡くなった。
感動の実話の映画化。テーマ音楽も有名。(1981年アカデミー賞作品賞、脚本賞、作曲賞、衣装デザイン賞受賞)。

(1981英国映画)




■シンデレラマン

失業者があふれた大恐慌時代のアメリカで、人々に希望を与えたボクサー、ジム・ブラドック(ラッセル・クロウ)。
その奇跡がカムバックを描いた感動の実話です。ジムを支える妻にゼルウィガーが演じています。
神さまに祈るシーンや、教会で集まって祈るシーンがあります。

(2005年米国映画)




■ナルニア国物語

第1章 ライオンと魔女

イギリスの作家C.S.ルイスのファンタジー『ナルニア国物語』 全7巻の中の第1作目を、『シュレック』、『シュレック2』のアンドリュー・アダムソン監督によって映画化されたもの。

第2次大戦中、疎開していたピーター、スーザン、エドマンド、ルーシーの4兄妹たちは、偉大なる王アスランが創造した世界「ナルニア国」に迷い込んでしまい、ナルニア国での善と悪の壮絶な戦いに巻き込まれていきます。ごく普通のこの4兄妹が、アスランと共に、善のために立ち上がり、戦っていく中で、成長していく彼らが、とてもいいです。

王アスランを「イエス・キリスト」として見ていくと、キリストの救いがよく理解できるように出来ています。これは必見の見ごたえのある、感動作です。すでに、第3巻目までの映画化が決まっているそうです。

(2005年米国映画)




■コンスタンティン

……見えない霊的な世界での戦いを描く

ヘビースモーカーのため肺ガンとなり、もうそう長くは生きれない主人公ジョ ン・コンスタンティンをキアヌ・リーブスが演じています。コンスタンティンは カトリック信者で、かつて自殺未遂をしたため天国には行けず、死後は地獄に行 かなければならない(カトリックではそうした教え)という設定です。  でも、地獄へはどうしても行きたくなくて、神さまになんとか取り入って天国 に行けるようにしようとします。そのため、コンスタンティンは生まれつき与え られている霊的な世界に関する特別な能力を生かして、地獄から悪魔(サタン) の手下が、送られてきたらそれを見破り、地獄に送り返したりしています。

この映画の中で、創造主なる神さまと悪魔(サタン)の存在、天使ガブリエル と悪魔の手下の存在など、真正面からこうした目に見えない霊的な世界を取り上 げているのもすごいことです。普段は気づかないかもしれない霊的な世界をリア ルに描いていて、ワクワクしますし、最後まで飽きさせない内容になっています 。それから、本編が終った後のエンディングロール(俳優や製作者の名前の一覧 )の後にワンカットがあってそれがおもしろいので、お見逃しのないように。米 国映画。

(2005年製作)




■奇跡を呼ぶ男

インチキ伝道者を通して起きた神さまの奇跡

インチキ伝道者グループのボスのジョナス(スティーブ・マーティン)は、数十人のスタッフと共に、全米各地で「布教」活動と称して、サギを行っていました。実は、ジョナスの相棒ジェーン(デブラ・ウインガー)が、情報を集め、それをジョナスが、神さまがなしているかのように見せかけているインチキ・トリックでした。そんな中、本当に足のいやしを求める若者が、ジョナスのもとにやって来て・・・。「リバイバルの時には、きっとこんな感じで各地から泊りがけで人々が押し寄せてくるのでは?」と、思いました。

映画の中でのゴスペル・ミュージックも迫力があります。

(1992年米国映画)




■十戒

モーセの生涯を、聖書を基に書く名作

1956年の映画で、既に見られた方も多いかと思います。映画「十戒」はモーセの生涯を描いたもので、聖書がもとになっています。主演のモーセはチャールトン・ヘストンです。モーセの出生の際の守り、エジプトの王女の養子とされたが、殺人をして、逃げてミデヤンに向かう。そして、シナイ山の燃える柴の所で、神さまからエジプトに遣わされ・・・。

エジプトでの 10 のさばき(奇跡)、出エジプトの紅海の奇跡、十戒、ネボ山、この映画を観るとモーセの生涯には、いつも神さまのみ手が置かれていたことがわかります。

大スペクタクル映画で、特に、紅海が二つに割れるシーンは、CGもない 50年も昔によくこれだけの映像を作ったと驚きます。それ以上に驚きなのは、私たちを造って下さった創造主なる聖書の神さまが、実はこの紅海の奇跡を行った同じ神さまであるということです。何度観てもこのシーンは感動します。名作で、かつ信仰が強まります。

(1956年米国映画)




■ブルース・オールマイティ

「僕はアリで、神さまは虫眼鏡を持った意地の悪いいじめっ子で、僕をいじめているんだ!」と、神さまに向かって文句を言っているTVレポーターのブルース(ジム・キャリー)に、ある日、全能の神さま(聖書の神さま)から呼び出しが。

それは、「そんなに、わたし(神さま)に文句があるのなら、自分でやってみなさい」ということだった。

唯一全能の神さまのパワーを1週間限定つきで受けたブルースは全能(オールマイティー)の力を発揮しだすが、意外な展開に。

恋人グレースにジェニファー・アニストン、全能の神さまにモーガン・フリーマン。

2003年の北米興行成績ベストテン入りしたジム・キャリー主演作で最大のヒット。笑いながら神さまのことがわかってくる作品。

(2003年製作)




■レディー・キラーズ

トム・ハンクスがリーダーの5人の犯罪プロ集団が立てたカジノ強奪計画。何も障害がないかに見えたが、ただひとつの誤算が……。

それは、イエスさまを一生懸命信じ、教会に熱心に通う黒人の老婦人(イルマ・P・ホール)。

犯罪プロ集団は、この未亡人を簡単に始末できると思ったが……。

トム<CODE NUM=00A5>ハンクスが珍しく、悪役を演じている。

黒人の老婦人を演じるイルマ・P・ホールが、小気味がよい。この演技で、2004年カンヌ国際映画祭で、審査員賞を受賞している。

(2004年製作)




■サイン

「ミステリーサークル」や「宇宙人襲来」というテーマからB級映画と思いきや、全くそうではない。ストーリーの展開がうまく、ヒッチコックの「鳥」や「サイコ」を思わせるサスペンスタッチ。

そして実は、この映画は、信仰を失いかけていた牧師(メル・ギブソン)が、ある事件を通して、信仰を回復する話でもある。また、神はすべてを働かせて益としてくださることもわかる。

監督・脚本・製作の、M・ナイト・シャマランはまだクリスチャンではないが、脚本を読んで、クリスチャンであるメル・ギブソンが出演を決めた作品。

2002年全米大ヒット(ベストテン入り)。




■プリンス・オブ・エジプト

CGで圧倒的迫力で出エジプトを描く。

旧約聖書のモーセの生涯や出エジプトをテーマとした作品には、チャールトン・ヘストン、ユル・ブリンナー出演のハリウッドの娯楽大作「十戒」(1956年)がある。ドリーム・ワークスは、今回アニメにしただけでなく、中心テーマを「神さまを信じれば奇跡が起きる」という「信仰」に絞っている。

モーセの出生から始まって、エジプトの王宮で育ち、やがてヘブライ人の子である秘密を知ったモーセ。誤って殺人を犯し荒野に逃げるモーセ。やがて、燃える<RUBY CHAR="柴","しば">からモーセを呼ぶ神さまの声が……。

モーセの生涯を通してどのような時にも神さまの御手が置かれていたことに気がつく。特にCGで描かれた、追い詰められて絶体絶命になったときに紅海がふたつに分かれるシーンは圧巻。音楽がミュージカルみたいになっていて秀逸。主題歌は、ホイットニー・ヒューストンとマライア・キャリー。声優も豪華キャスト。

ドリーム・ワークスの記念すべき第一作。(1998年製作)




■パッション

イエス・キリスト 十字架の苦難の衝撃

神さまであるイエス・キリストはなぜこんなに苦しまなければ、ならなかったのか?

<RUBY CHAR="鞭","むち">打たれ、十字架に両手を釘打たれ、それでも自分を苦しめる人々を赦し、十字架から降りずいのちを捧げた||それは、「全人類の罪の身代わりの死」だった!
それがわかってくると、キリストが苦しみ、痛んだ姿を通して、キリストの愛が迫ってくる。イエス・キリストへの感謝、感動に変わる。
クリスチャンで監督のメル・ギブソンが構想から12年をかけ「イエス・キリストの十字架の苦難」(英語で「パッション」という)復活を描く。
メル・ギブソン自身が自分がイエス・キリストを十字架につけたことを表現したかったのでと、イエス・キリストを十字架に釘打ちした際の兵士のハンマーを持つ手で出演している。全世界で記録的大ヒット。

2004年米国映画。




■素晴らしき哉、人生! It's wondeful life.

ツキに見放され続け、あげくの果てには、同僚のミスで大金を失い、追い込まれた正直者ジョージ(ジェームズ・スチュアート)は、とうとう、12月の冷たい河に身を投げようとするが……。正直者は果たして、馬鹿をみるのかどうか?

4年前に、ムービーガイド社社長のテッド・ベアー博士に、「今まで見た映画で1番好きな映画は?」と聞いた時、この、フランク・キャブラ監督の映画「素晴らしき<RUBY CHAR="哉","かな">、人生!」 を挙げました。近くのビデオ店で「特選名画シリーズ」(cinema life)というのに、入っていました。米国映画。1946年製作。

人生は、捨てたもんじゃない。ちゃんと見てくださる方がおられる。

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