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近づく黙示録の時代


いよいよ本格的な夏がスタートして暑さがこたえる季節になってきました。多くの方は地球温暖化の影響で今年も暑くなるだろうと思っておられることでしょう。

確かに人間が感じるだけでなく、生態系においても変化が現われてきているのは確かです。身近なところでは、近年クマゼミが関東で多く発見されているというニュースがあります。私が子供の頃、クマゼミは関西以西にしかいないと図鑑に書かれていました。クマゼミは巨大なセミで住んでいた東京では見られなかったので、関西に住んでいた祖父の家へ行った時に捕まえるのは楽しみでした。しかし最近では千葉県や茨城県でも発見された話しを聞きます。その原因は温暖化の影響というのが通説になっています。

現在、地球温暖化は世界的に注目されるテーマとなっています。先日北海道洞爺湖サミットが行われましたが、その主要テーマの一つが地球温暖化対策に関する温室効果ガスの削減でした。主要8カ国は、2050年までに温室効果ガスの排出量を50%削減するという長期目標の共有をすべての国が持つことで合意しました。しかし、現在温室効果ガスの排出量が大きく増加してきている新興国の中国とインドはこれに反対し、実質的に温室効果ガス削減目標は宙に浮いた状態になりました。

特に、中国の人口は13億3千万人、インドは11億4千万人と、二つの国で世界の人口の3分の1以上を占めます。これらの国々では国の発展と共に石油消費量が人口が多いがゆえに急速に増加してきています。国益も絡んでいるので今からこの流れを止めることはできません。したがって間違いなく地球の温暖化はどんどん進んで行きます。

クリスチャンは霊的な面から世の中を見ることができます。聖書には終わりのことまできちんと書かれています。

特にヨハネの黙示録には終末の7年間のことが書かれていますが、この中に太陽による炎熱のことが記されています。

第四の御使いが鉢を太陽に向けてぶちまけた。すると、太陽は火で人々を焼くことを許された。」

(黙示録16章8節)私たちは、地球温暖化現象が現われてきていると見るのではなく、黙示録に書かれていることが、すぐそこに来ているということを見ておかなくてはなりません。現状だけに目をとらわれて、神様の終わりに至るまでの計画を忘れてしまってはいけません。なぜなら、神様はこの終わりの時代に私たちを通して、多くの救いのわざを現わしてくださるからです。私たちはそのために備えておく必要があるのです。

2008年7月

主の十字架クリスチャンセンター町田教会

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